29 Saturday

父から娘に伝承した古典派スタイル

１８世紀からワインを造る歴史ある造り手で1987年から現当主ローレンスから 本格的にドメーヌとしての瓶詰が開始されました。

彼女が参加してから品質は飛躍的に向上しその名を世界に轟かせました。

スタンダードのキュヴェ レゼルヴと上級キュヴェのローレンス、
共にグルナッシュ80％の このチャーミングで深い余韻のワインの確かな品質の高さを是非とも感じ取ってください。

• '04 Chteauneuf du Pape Cuvee Laurence / Dom.du Pegau シャトーヌフ・デュ・パプ　キュヴェ　ローレンス/ ペゴー
• '02 Chteauneuf du Pape Cuvee Reservee / Dom.du Pegau シャトーヌフ・デュ・パプ　キュヴェ　レゼルヴ / ペゴー

22 Saturday

カリスマの愛弟子が造るルビーの雫

今や世界的に有名になったジャック・セロスと働いたと声を上げる造り手は 多いですがセロスが弟子と認めるのは僅か3人。

その中でも人気が鰻登りなのがこのユリス・コランです。

彼が造るこのロゼは色もさることながら鮮烈な香りと力強くも色気のある味わいとなっています。

只物ではないこのロゼシャンパーニュに酔いしれてみませんか？

• N.V Rose de Saignee Les Maillons　/　 Ulysse Collin ロゼ ド セニエ　レ・マイヨン / ユリス・コラン

15 Saturday

個性豊かな二つのジュヴレのグランクリュ

トプノ・メルムは、18世紀設立のドメーヌ・メルムに由来し、モレ・サン・ドニ村で7代続くドメーヌです 。

2001年からビオロジックでの栽培を行い、「繊細でチャーミングなワイン造り」を心掛けています。 今回は隣同士のグランクリュの飲み比べでご用意しました。

モレ・サン・ドニ寄りで特徴も兼ね備えたマゾワイエールと 柔らかく人懐っこいのが特徴のシャルム。この二つの違いをお楽しみください。

• ’04 Mazoyeres Chambertin / Taupenot Merme マゾワイエール・シャンベルタン / トプノ・メルム　
• '08 Charmes Chambertin/ Taupenot Merme シャルム・シャンベルタン / トプノ・メルム　

8 Saturday

２人の巨匠が描いた夢

ムートンを生み出すバロン・フィリップと
カリフォルニアの重鎮ロバート・モンダヴィがタッグを組んで生まれた この余りにも有名すぎるワインに説明はもはや無用でしょう。

驚異的な風味と凝縮感で果てしなく続くこの巨大なスケールのハーモニーを是非お楽しみください。 　

• '13 Opus One オーパスワン

1 Saturday

美々しいヴェルヴェットの真髄

　ヴォーヌ・ロマネに18世紀ごろからワイン造りを行う由緒正しき造り手です。

本拠地のヴォーヌ・ロマネのほかニュイ・サン・ジョルジュ合わせて14ha所有。

どのキュヴェもヴェルヴェットのような喉越しとエレガンスがあるのが特徴的です。

ブードは創業当時から所有する樹齢60年の彼らの看板畑と言えます。
ヴォーヌ・ロマネに隣接するということもあって美しさも兼ね備えながらも 力強さを持ち合わせます。

繊細な07の味わいを是非ともお楽しみください。 　　　　

• '07 Nuits St Georges 1er Cru Aux Boudots / Jean Grivot ニュイ・サン・ジョルジュ　1級畑　オー・ブード　/ ジャン・グリヴォー　　

24 Saturday

生涯現役を貫くジュヴレの雄

当主のクリスチャン・セラファンはすでに70歳の坂を超え、表向き引退を宣言していますが、姪のフレデリック・バショテを指導しつつ、 今なおワイン造りに取り組んでいます。

クリスチャンの代から、ブドウは完全に除梗され、一番下のキュヴェ以外は全て新樽で熟成しています 。
ワインがこれほど高い新樽に耐えられるのも、ブドウの品質が確かだからなのです。

『フォントニー』は特級リュショット・シャンベルタンの隣に位置する1級畑。

野性味と複雑味が楽しめる、肉付きの良さ、しっかりとしたストラクチャーのワインです。

シルキーなタンニンに調和のとれた酸、長い余韻と綺麗な熟成感をぜひ味わって下さい。 　　

• '08 Gevrey Chambertin 1er Cru Fonteny / Serafin 　ジュヴレ・シャンベルタン　1級畑　フォントニー / セラファン　

17 Saturday

元祖ブルッネロのポテンシャル

ビオンディ・サンティは、イタリア最高級ワインのひとつ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの創始者。
ブルネッロはイタリア・ワインの中でも長熟性にかけて、バローロと肩を並べる存在で非常に長命なワインとして有名です 。

ビオンディ・サンティでは昔ながらの大樽熟成をしているので決して親しみやすいワインではありませんが 、開くと内に秘めたパワーが感じられ、艶やかさ・情熱・深みが感じられる、古典的な本当のブルネッロをお楽しみいただけます。

20年もの長期の熟成により、いろんな要素がバランス良く絡み合い、崇高で他に類を見ない偉大なワインに仕上がっています。

伝統的イタリアワインの奥深い魅力を楽しんでみて下さい。

• 1998　Brunello di Montalcino / Bionde Santi ブルッネロ モンタルチーノ / ビオディ・サンティ

10 Saturday

神様が認めた果実味の極み

　現当主フィリップは若い頃ブルゴーニュワインを飲むのが嫌いでボルドーワインばかり飲んでいたそうです。
　 しかしそんな彼をブルゴーニュワイン造りに目を覚まさせたのは、神様アンリ・ジャイエです。

　教えを乞うために出来上がったワインを持ってアドヴァイスを重ねるうちに遂には『ワイン造りをわかってきたな。』 と、アンリの教えを見事に習得するまでに。

　 若いうちから壮麗なスタイルで旨みの詰まった溢れんばかりの果実味が彼の造るワインの特徴。

　クロ・ド・ベーズの隣に位置するこの1級畑からは繊細で美しいワインを生みます。

飲み頃を迎えた珠玉の逸品をどうぞお楽しみください。 　　　

• '08 Gevrey Chambertin 1er Cru Bel Air / Charlopin Parizot ジュヴレ・シャンベルタン　1級畑　ベルエール　/　シャルロパン・パリゾ　

3 Saturday

かつての名声を取り戻したレオヴィルの末っ子

サンジュリアンの最高峰となるのが『レオヴィル３兄弟』。
壮大な長男ラスカーズ、力強い次男バルトン、豊満な三男ポワフェレ。

全てが五大シャトーの次に位置する格付け二級の実力派のシャトー。
ポワフェレは昔は低迷していましたが80年代ごろから復活し近年では３兄弟のなかで一番安定し人気も上昇しています。

隣村ポイヤックを彷彿させるカシスと甘味が特徴的。
サンジュリアンの甘味のないタニックな味わいとは異なります。

９６年という偉大な年の研ぎ澄まされた味わいに是非微睡んでください。

• 1996　Chateau 　Leoville Poyferre シャトー　レオヴィル　ポワフェレ