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『Aimez-vous Brahms? Chapitre Deuxieme』〜ブラームスはお好き?〜第2章
今回のサロンコンサートは『ブラームスはお好き』の第2章としてブラームスの室内楽を堪能します。
ブラームスは最初はピアノ音楽を、その後は夥しい数の歌曲、そして室内楽を極めて行き、最終的に交響曲にたどり着きます。ブラームスの才能を発見したロベルト・シューマンが『新たな道』というタイトルの文章で音楽界の新星ブラームスを紹介してから、ベートーヴェンを継ぐ交響曲の作曲家に至る“新たな道”を歩むのに20年以上の歳月が必要でした。その中で室内楽が果たした役割は極めて重要で、ブラームスの室内学を聴かずして彼の音楽の真髄を理解することはできません。
そこで今回は彼の代表的な室内楽曲、ヴァイオリンソナタ第2番、チェロソナタ第1番、そしてピアノ三重奏曲第1番を楽しみます。ブラームスは3曲のヴァイオリンソナタを作曲したが、第2番イ長調は第1番同様に明るさに満ちた曲で、しかもより陰影に富み深みのある名曲です。ブラームス自身の歌曲、具体的には『すぐにおいで』と『旋律がそっと心に触れるように』のメロディーが引用されていて、歌詞のない器楽曲にある女性への想いを込めたソナタとも言えます。
一方チェロソナタ第1番ホ短調は第一楽章の冒頭の仄暗いメロディーがブラームスの音楽の広がりを表すロマン派のチェロソナタの傑作です。チェロの重厚な響きとそれを支えるピアノの厚みのある響きが絶妙に絡み合った“これぞまさにブラームス”と言える曲です。
そしてピアノ三重奏第1番ロ短調は、20歳の若きブラームスの新鮮な情熱が交響的で雄大な響きの中に余す所なく表現された名曲です。このエネルギーに満ちた曲を若干20歳の若者が作曲したなんて、やはりブラームスは天才ですね。サロンコンサートのタイトル、『ブラームスはお好き?』の問いに対して、この第一楽章を聴いていると躊躇なく Mais,Oui!!「もちろんそうさ!」と答えたくなります。そこで今回この3曲を演奏するのはシノワが誇るプラチナのトリオ、ピアノの藤原亜美さん、ヴァイオリンの大森潤子さん、そしてチェロの花崎薫さんです。昨年はこのトリオでフランスの室内楽を堪能しましたが、ブラームスのロマン溢れる室内楽の名曲が、ここシノワのサロンでどのような響きを聴かせてくれるのか皆さんと一緒に楽しみたいと思います。
artist
ヴァイオリン
大森 潤子さん
藝大を首席で卒業後、同大学院修士課程修了。明治安田生命QOL文化財団の助成を受け、パリ国立高等音楽院第三課程ソロ科、室内楽科修了。安宅賞受賞。第63回日本音楽コンクール第2位。第12回ドゥエ国際コンクール第2位大賞。第10回日本室内楽コンクール第1位。パリ・ADAMI財団コンクール優勝により財団アーティストとして活動後に帰国。湯布院、大垣、倉敷、ヴェネズエラの音楽祭、NHK-FM、フランス国営ラジオに出演。ソリストとして藝大フィル、東京フィル、仙台フィル、札響、静響と共演。2000年より(一財)地域創造の登録アーティストを務め、特に小学校へのアウトリーチは高い評価を受け、現在でも協力アーティストとして活動を続けている。また、フコク生命アーティストとしての活動も行っている。2010年には東京と札幌でイザイの無伴奏ソナタ全曲演奏会を開催し、絶賛を博した。2015 年、フォンテックよりCD「Zephyr - そよ風」をリリース。2008 年に始めた北星学園大チャペルでのバッハの無伴奏ソナタとパルティータによる演奏会は、現在も継続して行われている。2006年~2017年、(公財)札幌交響楽団首席奏者を務めた後、2018年より(公財)富士山静岡交響楽団ゲストコンサートマスター、東京藝術大学非常勤講師。
artist
ピアノ
藤原 亜美さん
東京藝術大学、パリ国立高等音楽院(満場一致の首席)卒業。第3回オルレアン20世紀音楽国際ピアノコンクール第1位受賞。アンサンブル・アンテルコンタンポランのアカデミーに参加。ソロ・室内楽奏者としての活動、特に初演作品に多く携わるほか、ソロを含むCD多数リリース。第49回と第51回レコードアカデミー賞(現代音楽部門)受賞。東京シンフォニエッタピアノ奏者。東京藝術大学、同附属音楽高校、東京音楽大学、日本大学芸術学部講師。
artist
チェロ
花崎 薫さん
東京藝術大学在学中、ドイツ学術交流会給費留学生としてベルリン芸術大学留学。東京藝術大学在学中に安宅賞を受賞。1981年、第50回日本音楽コンクール、チェロ部門第3位入賞。1986年、文化庁在外研修員としてドイツ、カールスルーエ音楽大学に留学。長年にわたり、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席チェロ奏者として、歴代の指揮者のもとで、オーケストラを支えた。現代音楽のアンサンブル、東京シンフォニエッタのメンバーとしても活躍し、2011年同団としてサントリー芸術財団、佐治敬三賞を受賞。現在、愛知県立芸術大学
音楽学部教授、名古屋音楽大学客員教授、東京藝術大学非常勤講師、武蔵野音楽大学非常勤講師。2013年、ベートーヴェン、チェロとピアノのための全作品のCDを発売。またメンバーを務めるエルデーディ弦楽四重奏団より、ハイドンその他のCDを発売している。
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