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第39回
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ヴァハン・マルディロシアン ピアノ・ソロ 『若き日のシューベルトとブラームス 2人の天才の青春の詩(うた)』
今回のサロンコンサートは『2人の天才の詩(うた)』と題して、シューベルトとブラームスの ピアノ曲をシノワでもお馴染みのヴィルトゥオーゾ、ヴァハン・マルディロシアンの名演でお届け します。
シューベルトの青春の詩は、ピアノ・ソナタ13番 イ長調 D.664。このソナタは演奏旅行先で 出会った若きアマチュアピアニスト、ヨゼフィーネ・フォン・コラーに捧げられた曲。シューベ ルトは彼女のことをいたく気に入っていたようで、兄に宛てた手紙でも彼女への想いを書き綴っ ています。シューベルトから彼女への一種のラブレターとも言える、優しさと明るさに満ちた生 命感に溢れたソナタです。勿論全ての楽章はシューベルトならではの詩=歌で紡ぎ出されたいま す。
一方ブラームスの青春の詩(うた)は、彼が20代前半に書き上げた4曲からなるバラード、作品 10。この曲集は詩を念頭において作曲されたピアノ・ソロによる歌。青年ブラームスのロマン ティックで同時にエネルギッシュなピアノ曲です。
どちらもヴァハンにはうってつけの曲で、どうかお聴き逃しなく!!サロンコンサートの醍醐味を満喫して下さい。
オーガナイザー Itaru HABA
●会場/シノワ渋谷店
●日時/2019年6月2日(日曜日)12:00~15:30
●開場/11:30/コンサート 12:00~13:00
●料理/コース料理、シャンパーニュ、ワイン2種付き
●定員/40名様限定
●金額/19,800円(ワイン、食事代、消費税・サービス料込み)
※事前振り込みをお願いしております
※ご入金後のご返金、キャンセルにつきましては、誠に勝手ながら応じられませんので、ご了承下さいますようお願いいたします。
●お申し込み/シノワ渋谷 TEL 03-5457-2412
artist
ピアノ・指揮
Vahan Mardirossian
アルメニア・エレヴァン生まれ。パリ音楽院でジャック・ルヴィエに学び首席で卒業。ヴァイオリンの巨匠イヴリー・ギトリスにその才能を認められパリの楽壇にデビュー。その後ヨーロッパ各国、アメリカ、カナダ、ロシア、日本等でリサイタル活動を行う。ギトリス、ロストロポーヴィッチ、カプソン兄弟、ハンナ・チャン等世界的な演奏家と共演を重ねてきた。現代音楽にも造詣が深く、エリック・タンギーよりピアノ・ソナタ第2番の献呈を受けパリでの初演に際してル・モンド紙が「驚くベきピアニスト!」の見出しで半ページを割いて称賛した。2006年にニューヨークの指揮者セミナーに招かれ、クルト・マズアに学んで以来、指揮者としても非凡な才能を発揮。フランス国立管弦楽団、プラハ放送交響楽団等に客演を果たし好評を得た。
現在はノルマンディーのカーン交響楽団の音楽監督、常任指揮者を務める。また自らが率いるアルメニア室内交響楽団の指揮者でもある。リリースしたCDは既に10枚に及び、主なものに「シューベルト作品集」「ヘンデル作品集」「ブラームス作品集」(イントラーダ)「アルメニア作品集」(ワーナーミュージック)などがあり、フランスのディアパゾン紙、ル・モンドミュジック誌で高い評価を得ている。2012年には自らのレーベルを立ち上げ「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集」をリリース。
program プログラム
【第1部】
シューベルトピアノ・ソナタ13番 イ長調
【第2部】
ブラームスのバラード