22 Saturday

元クリュッグ醸造長　鬼才RMの足跡（アンプラント）

「ワイン造りは音楽だ」

アイ村、ブージイ村とならんで類稀なるピノ・ノワールを産み出すことで知られる特級・アンボネイ村。
エリック・ロデズはボーヌの醸造学校に学び、その後ボジョレーとローヌのドメーヌでエノロジストしての経験を積んだ後、実家のロデズ家を引継ぐまでの間、名門クリュッグにて醸造長を勤めました。
エリック・ロデズはクリュッグ仕込みのアッサンブラージュや樽使いで有名ですが、
他のRM生産者同様強い畑への情熱をもって栽培をしています。
以下、本人コメント
大切な事はテロワールの音楽を奏でること。 これはとても難しい。
一つはブドウを傷つけないように扱うこと。 ブドウを傷つけてしまっては演奏が途切れてしまう。
もう一つはアロマテラピー。 自然に対して完全に無害な農法です。
エッセンシャルオイルにより、害虫が来なくなり、カビも発生しなくなる。
最近、ワインが画一化されて、いつでも同じワインになってしまっている事を残念に思います。
ワインの味わいとは本来マジックのようで、エモーショナル。
芸術や感動は一回きり味わえるもの。
シャンパーニュでも生演奏のような感動を表現したいです。 だから個性をもったワインを作ります。
今回ご用意したシャンパーニュはロデスのフラッグシップで「テロワールの足跡」を意味するアンプラントです。
モンターニュ・ド・ランス地区の中でも力強さだけではなく、優美な気品を感じさせるアンボネイのテロワールを存分に堪能できる理想的なブラン・ド・ノワールに仕上げられています。
大手メゾンでは決して味わえないブドウの生命力溢れる素晴らしい一本をこの機会に是非！！

• 2003 Eric Rodez Ambonnay Emplainte de Terroir Pinot Noir 　　　　エリック　ロデス　アンボネイ　アンプラント　ド　テロワール　ピノ・ノワール

15 Saturday

300年の歴史を切り取るレーザーメス宜しくなシャルドネの味わい

シャンパーニュ最古のメゾンの威信

ルイナールは１７２９年、最古のシャンパンメゾンとしてその産声をあげました。
シャンパーニュの最大の特徴とも言える瓶内二次発酵に由来する細かな泡をその象徴的な形状のボトルに詰め、現在も業界をリードするエリートと言えます。
創業者、ニコラの叔父にあたるベネディクト派の高僧「ドン・ティエリー・ルイナール」が研究結果を継承し誕生したシャンパーニュという新たな境地を創造したことへのオマージュ、畏敬の念から生まれた同社のフラッグシップである「ドン・ルイナール」。
優れた特級畑の良年ヴィンテージのシャルドネのみを巧みにブレンディングし、骨格、優美、透明感を完全な形で再現した、まさに最高峰のシャンパーニュといえます。
切れ味するどいメスのような酸味と熟成により液体に見事に溶け込んだ泡、ふくよかな果実味の共演を是非この機会に味わってみてはいかがでしょうか！？

• 2004 Dom Ruinart Blanc de Blancs Brut 　　　　ドン　ルイナール　ブラン・ド・ブラン

8 Saturday

「ボランジェ憲章」を裏付ける味わいなんダネ

キング　オブ　シャンパーニュ

英国王室御用達の任命を受ける他、世界中のｾﾚﾌﾞに愛されるシャンパーニュ。
ピノ・ノワール主体でリッチで骨太な凝縮感のある味わい。
ボランジェは、創設者であるジャック・ボランジェによって1829年に造られ、その名を冠した名門シャンパーニュ・メゾンで、その類まれなる味わいは世界中に熱狂的なファンを持ちます。
1884年からは英国王室御用達を拝命する稀少なメゾンのひとつとなり、現在も、設立当時から変わることなくボランジェ一族によって、生産における厳しい基準が保ち続けられ、1992年には、こうしたメゾンが長年守り続けてきた製法と基準を表す“倫理と品質” を『ボランジェ憲章』として発表しました。
「グラン・ダネ」とは「偉大なヴィンテージ」を意味し、ブドウの作柄の良かった年のみ造られるプレステージシャンパーニュです。
ヴィンテージの特性と同時に、“ボランジェ・スタイル”、“テロワールの素晴らしさ”、“伝統的製法”が感じられるシャンパーニュです。
太い味わいの中に切り込むように高い酸があり、果実味とのバランスは抜群です。
偉大なシャンパーニュの「憲章」を裏付ける味わいを是非感じてみてください。

• 2005　Bollinger La Grand Anee Brut 　　　　ボランジェ　ラ　グラン・ダネ　ブリュット

1 Saturday

世界中のｾﾚﾌﾞから愛されるその味わいのヒミツとは

エリゼ宮公式晩さん会御用達

1864年、アルフレッド・グラシアン氏は23歳の時にエペルネにこのメゾンを設立しました。
樽醗酵、樽熟成を行うことで有名なメゾンですが、古樽を使用しているので過度な樽の風味はありません。
一時醗酵を小樽で行うのはごく稀で、クリュッグ、ボランジェと並んで、御三家的な存在とも言われています。
キュヴェ・パラディは、フランスの大統領官邸であるエリゼ宮にも納品されていて、公式晩餐会等で使用される他、かつては全席ファーストクラスの超音速旅客機コンコルドの指定シャンパンとして利用されており、また現在はヒースローのシャンパーニュ・ラウンジや英国航空のファーストクラスで採用されておりヨーロッパ全域・世界各国の名だたるレストランでも欠かせない存在です。
パラディとは「楽園」を意味し、良年のみ造られる同社のフラッグ・シップです。
凛とした力強い果実味と程よい円熟感、鋭い酸の中にクリーミーでムースのように細かい泡が溶け込んだまさにプレステージな味わいです。
少量生産、手作業による伝統的製法、支え続けられる名声、知らなきゃ損々！
楽園への扉を開けてみませんか！？

• 2006　Alfred Gratien Brut Cuvee Paradis 　　　　アルフレッド　グラシアン　ブリュット　キュヴェ　パラディ