土曜の銀座のお楽しみ。
ふらっと来て頂ければ、ちょっと贅沢なワインをすこしづつ…。そんな時間をシノワ銀座で過ごしてみませんか?
普段なかなか飲み比べる機会の少ないワインをお楽しみください。
24 Saturday
~三ツ星生産者プロデュースの極上アルザス~
「テロワール」こそワインの個性!!
ダイス家は、コルマール市の7km北方、ベルグハイム村に1744年から続く家系です。
1945年に故マルセル・ダイスが創業し、自社ビン詰めを開始しました。
息子のアンドレ・ダイスを経てやがて現当主のジャン・ミシェル・ダイスに継承され、
彼の下で大いなる発展を遂げ、アルザス・ドメーヌの頂点と言われるまでになりました。
2007年からは次期当主予定のマチュー・ダイス氏が加わり、ますます目が離せないドメーヌになっています。
壮大なスケール感と圧倒的パワーを放つ特級畑「マンブール」。
「人生における記念碑」とダイス自身の語る絢爛豪華で官能的味わいの特級畑「アルテンベルグ・ド・ベルグハイム」。
ダイスを代表する2作品の特級畑でアルザスの無限の可能性を感じてみませんか!?
- 2012 Mambourg / M.Deiss マンブール / マルセル・ダイス
- 2010 Altenberg de Bergheim / M.Deiss アルテンベルグ・ド・ベルグハイム / マルセル・ダイス
¥3,600 税込 ¥3,888
17 Saturday
~コート・ドールの宝石箱 ヴォーヌ・ロマネからの便り~
カリスマ ヴィニュロンの血統 世代を超えて!
ニコラ・ポテルは1969年ヴォルネイ村生まれの生粋のブルギニヨン。
16歳でボーヌの醸造学校を終えブルゴーニュ(コント・ラフォン、ルーミエ、ミシェル・ジュイヨ等)のほか、オーストラリア(ルーウィン・エステート、モス・ウッド等)、カリフォルニア(ベリンジャー)で修行を重ねました。
1992年に父ジェラール・ポテルが醸造長を務めるドメーヌ・ド・ラ・プス・ドールへ戻り、有機栽培を提唱するなど5年間ドメーヌ運営に携ります。
ジェラール・ポテルは名門プス・ドールの名を一気に高めた伝説の人物で、かのドメーヌ・デュジャックのジャック・セイスがブルゴーニュに初めてやって来た時に師事したのもこのジェラールでした。
その後1996年にネゴシアン「メゾン・ニコラ・ポテル」を創立し、ヴィニュロン目線で限りなくドメーヌに近い「新しいタイプのネゴシアン」として一躍脚光を浴びますが、2008年に当時の親会社であった大手コタン・フレール社と決別することになります。
自らの名前を冠した会社を去ったニコラ・ポテルはボーヌ市内に入手した16世紀建立の古いセラーを改築し、そこを拠点に自社畑のぶどうを用いた「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」(2007年設立)とネゴシアン「メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ」(2008年設立)を現在運営しています。
今回、ご用意したのは「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」のV.R一級畑「スショ」。
北をエシェゾー、南をリシュヴールとロマネ・サン・ヴィヴァンに挟まれた好立地なこの村を代表する畑です。
2012年は雹害により収量は少なかったものの、酸と糖分のバランスに優れた優良ヴィンテージです。
「コート・ドールの宝石箱」とも湛えられるVRの美しい味わいをお楽しみください。
- 2012 Vosne Romanee Suchots / Domaine de Bellene ヴォーヌ・ロマネ スショ / ドメーヌ ド ベレーヌ
¥2,900 税込 ¥3,132
10 Saturday
~一杯より取り置きのご予約承ります~
シャンボール・ミュジニーのエレガンスを知りたければ、ルーミエのワインを味わってみるのが一番の早道だ。
ブルゴーニュでワインを造っているドメーヌ、ジョルジュ・ルーミエは、世界中のワイン愛好家から絶大な支持を得ている造り手です。
このシャンボール・ミュジニーに本拠を置くドメーヌは、1924年にクリストフの祖父、ジョルジュが結婚の折に花嫁の実家(カンカン家)からもたらされたシャンボール・ミュジニー1級のレザムルーズ、レ・フュエ、そしてボンヌ・マールから始まりました。
ルーミエというと希少性の高いレ・ザムルーズやミュジニーばかりが注目されがちですが、村名シャンボール・ミュジニーを試しただけでも、そのシルキーなタッチに感動し、この村のエレガントさを堪能できるでしょう。
村名シャンボール・ミュジニーはさまざまなクリマのアッサンブラージュ(ブレンド)ですが、1級のレ・プラントとフュエも混ぜられ、逆に質の劣る村名はブルゴーニュ・ルージュに格下げされているため、きわめてレベルが高いのです。
現在の当主は三代目となるクリストフ・ルーミエ氏。
ワインの造りはより自然な方向にシフトさせ、自然に則した農法で、ドメーヌをより高いレベルに引き上げた立役者と言えます。
2013年は、天候に恵まれずヴィンテージとして見るとオフですが、張りつめた手厳しい雰囲気はなく最新ヴィンテージの中では早飲みして「今、美味しい」と言える年の一つです。
一度飲んだら忘れられなくなる素晴らしいエレガンスの世界に誘われてみませんか!?
- 2013 Chambolle Musigny / G.Roumier シャンボール・ミュジニー / ジョルジュ・ルーミエ
¥3,900 税込 ¥4,212
3 Saturday
圧倒的存在感 鬼才 ピヒラー
ヴァッハウ最高格付け「スマラクト」
オーストリア、ドナウ河沿いのヴァッハウ渓谷で100年以上ワイン造りを行っている由緒正しき生産者。
そのワインの味わいは、目の詰まった綿密さと、繊細さを見事に兼ね備えており、間違いなくオーストリア最高峰の造り手の一人です。
ヴァッハウ地区最上級の等級の「スマラクト」を「ケラーベルグ」という最良の畑で、ピヒラーの得意とする2品種を比べ、どっぷりとピヒラーワールドに浸ってください。
- 2012 Grüner Veltliner Dürnsteiner Kellerberg Smaragd / F.X Pichler グリューナー・フェルトリーナー デュルンシュタイナー ケラーベルグ スマラクト / フランツ・クサファー・ピヒラー
- 2012 Riesling Dürnsteiner Kellerberg Smaragd / F.X Pichler リースリング デュルンシュタイナー ケラーベルグ スマラクト / フランツ・クサファー・ピヒラー
¥4,200 税込 ¥4,536
27 Saturday
~最新トレンドとその実力とは~
南アフリカ版 ケンゾー・エステート!?
プレンタ家は20世紀初頭にイタリアからアルゼンチンに移民でやってきました。
トラピチェなどを抱えるアルゼンチン最大のワイン企業ペニャフロール・グループを育てましたが、規模が大きくなりすぎたため、銀行に売却。
3代目のヒューゴ&エデュアルド兄弟が2002年、手元に残した畑からプレンタ・エステートを興しました。
国内生産量の8割を占めるメンドーサ州が本拠地。
温暖なメンドーサにおいて、標高の高い冷涼な土地に畑を開き、アンデス山脈の雪解け水で灌漑します。
カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、マルベック、ピノ・ノワール、シャルドネなどの主に国際品種を着手します。
アルゼンチンのマルベックとシャルドネの先駆であるポール・ホブス氏が、コンサルタントを務めます。
生産量の70%を輸出するプレンタは国際市場に通用する抑制されたスタイルが特徴的です。
酸を保ち、生き生きした果実を表現し、控えめな新樽比率でバランスをとっています。
スポーツカー、ポルシェの輸入代理店も営んでいる裕福な一家が、トップコンサルタントの助けを得て、国際市場向けに造る高品質なワインです。
輸入されては、あっという間に毎回無くなってしまう人気沸騰中のアルゼンチンワイン。
アルゼンチンを代表するブドウ品種であるマルベックを含めた赤三種で。
コストパフォーマンスも抜群の内容でご用意しました今企画をどうかお見逃しなく!
- 2013 Gran Pinot Noir Mendoza グラン・ピノ・ノワール・メンドゥーサ
- 2012 Gran Cabernet Franc Mendoza グラン・カベルネ・フラン・メンドゥーサ
- 2012 Gran Malbec Mendoza グラン・マルベック・メンドゥーサ
¥2,800 税込 ¥3,024
20 Saturday
~新進気鋭のライジング・スター~
新世代、ブルゴーニュ引率者の姿
現当主であるシルヴァン・ロワシェ氏が2005年、弱冠21歳の時に立ち上げた新進気鋭のドメーヌ。
元々ロワシェ家はブルゴーニュに畑を所有していましたが、シルヴァン・ロワシェ氏の祖父・父親は石材業を営んでいたため、ブドウ畑を他の生産者へ貸していました。
しかしワイン造りを天職として育ったシルヴァン・ロワシェ氏がそれらの畑を取戻し、自身でワイン造りをスタートさせました。
モダンで洗練されたスタイルのワインを造りだし、ブルゴーニュ期待の新世代として
高い注目を集めています。
新樽の風味を控えた、ふくよかさとミネラルを湛えたムルソー。
力強さと厳格さの特級畑、クロ ヴジョ。
若い感性の溢れる秀逸な造りの次世代ブルゴーニュ。
ニューウェーブをお楽しみください。
- 2013 Meursaurt Blanc ムルソー ブラン
- 2009 Clos de Vougeot (特級畑) クロ ド ヴジョ
¥2,900 税込 ¥3,132
13 Saturday
~10年熟成のヴェール~
女王の住まう別館
ボルドーの五大シャトーでも最も人気のあるシャトー マルゴー。
女王と称されるエレガンスが真骨頂のプレミアムワインです。
そのセカンドラベルがパヴィヨン・ルージュ・ドゥ・シャトーマルゴー。
「パヴィヨン」とは蝶ではなく、「離れ」「別館」などを意味し、転じて「もう一つの」というような意味合いになります。
ファーストラベルに比べてメルローの比率が高いため、よりしなやかなタッチで果実味溢れる味わいです。
シャトー・マルゴーが平均樹齢35年~40年のブドウから造られるのに対して、15年ほどの若樹から造られているパヴィヨン・ルージュは、樽の影響を受けやすいため、シャトー・マルゴーが新樽率100%であるのに対して 、新樽率50%に抑えれており、熟成期間は3、4ヵ月短く造られています。
さらにさらに、2000年代に入ってからファーストラベルがカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を高める方向にシフトしたため、それまでファースト・ラベルに使用されていた極上のメルローがセカンドラベルに回されることになった為に、味わいの深みがさらに増しました。
2006年は2005年の陰に隠れがちですが、間違いなく傑出した素晴らしいビンテージです。
女王の微笑を垣間見ませんか?!
- 2006 Pavillon Rouge du Chateau Margaux パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー
¥4,300 税込 ¥4,644
6 Saturday
~フィリップ・パカレ~
究極のナチュラリストネゴス
フィリップ・パカレはボージョレ出身で、代々続く栽培・醸造家の家系で育ち、自然派ワインの父故マルセル・ラピエールを叔父に持つ家系です。
ブルゴーニュ・ディジョン大学で醸造学を学んだ後、2年間自然農法団体で働き、1991年からはヴォーヌ・ロマネの一流生産者プリューレ・ロックの元で10年に渡って醸造責任者を務めました。
ロマネ・コンティ社の醸造長に誘われる程の作り手ですが、自分の信念を持ったワインを造りたいとその座を蹴って2001年に自身のネゴシアンを立ち上げ、初ヴィンテージをリリース、現在に至ります。
そのワイン造りは絶賛がやまず自然派の巨匠としてその名を世界中にとどろかせています。
今回は最新ヴィンテージの2014年を村違いで楽しんでいただきます。
無駄な化粧が施されていないその味わいは究極のすっぴん美人といえるかも?!
テロワールが綺麗に表現された本物のブルゴーニュワインをお楽しみください。
- 2014 Gevrey Chambertin ジュヴレ シャンベルタン
- 2014 Chambolle Musigny シャンボール ミュジニー
¥3,600 税込 ¥3,888