レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。
お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは
17:30
に抜栓します。
テロワールの違いと真実を探る
生産者の畑による個性の違い
定員10名様
2001 Bonnes Mares (Comte Georges de Vogue
2001 ボンヌ・マール (コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ)
2001 Musigny (Comte Georges de Vogue)
2001 ミュジニ・ヴィエーニュ・ヴィーニュ (コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ)
1999 Griotte Chambertin (Ponsot)
1999 グリオット・シャンベルタン (ポンソ)
1999 Clos de la Roche (Ponsot)
1999 クロ・ド・ラ・ロシュ (ポンソ)
1973 Vosne Romanee Clos des Reas (Jean Gros)
1973 ヴォーヌ・ロマネ・クロ・ド・レア (ジャン・グロ)
1973 Richebourgs (Jean Gros)
1973 リシュブール (ジャン・グロ)
ブルゴーニュで最も重要といわれる畑のテロワール、その違いを同一生産者の同じヴィンテージで比較して理解していただけるワイン会です。まずはシャンボール村のヴォギュエから村北側の肉厚な風味のボンヌ・マールと村南側の精妙、洗練されたミュジニで、はっきりとした畑の個性の違いを感じてください。
そして次のポンソでは村違いのテロワールとして2つの村のグランクリュをご用意しました。ジュヴレのグリオットとモレのクロ・ド・ラ・ロシュ、最高の当り年99年でポテンシャルの全てをご堪能下さい。
最後は畑の格による違いとして伝説の生産者ジャン・グロの看板畑2つから、1級畑のクロ・ド・レアと特級畑リシュブールでテロワールによるヒエラルキーの真実を探ります。
格付けを超える存在 スーパーセカンドー
定員10名様
1990 Ch.Calon Segur, Saint Estephe
シャトー・カロン・セギュール(サン・テステフ)
1990 Ch.Palmer, Margaux
シャトー・パルメ(マルゴー)
1982 Ch.Ducru Beaucaillou, Saint Julien
シャトー・デュクリュ・ボーカイユ(サン・ジュリアン)
1982 Ch.Leoville Las Cases, Saint Julien
シャトー・レオヴィル・ラス・カス(サン・ジュリアン)
1970 Ch.Cos d'Estournel, Saint Estephe
シャトー・コス・デストゥルネル(サン・テステフ)
1970 Ch.Montrose, Saint Estephe
シャトー・モンローズ(サン・テステフ)
1855年のパリ万国博覧会のため61シャトーが1級から5級の格付けに認定されました。160年後の現在その格付け以上に評価されているシャトーが複数存在します。それらはスーパーセカンドと呼ばれ1級にせまる、格付けを超える存在として認知されています。その中から当り年、90年、82年、70年とボルドーラヴァー垂涎のラインナップを集めました。
まずは1990年から3級格付けのカロンセギュールとパルメです。1961年産パルメの品質がずば抜け1級に迫る品質だった元祖スーパーセカンドのパルメ。18世紀の所有者セギュール侯爵のラフィットを造りしが、わが心カロンにあり、とハートマークで有名なカロンセギュール。ともに格付け見直しがあれば2級昇格するだろうと言われています。クラシックで重厚なカロンとメルロ種の柔らかさをもつパルメを最高の当り年1990年でお楽しみ下さい。パーフェクトイヤー1982年からサン・ジュリアン村の2大巨頭ラス・カスとデュクリュの登場です。2つとも格付け1級に迫り時として超える品質を造り上げるスーパーセカンドの中のスターです。男性的で隣のラトゥールに迫るカベルネの力強い個性が特徴的なラス・カスに対し、風味の美しさと洗練さが特徴的なデュクリュ、2つの個性をお楽しみ下さい。完璧なバランスと評価され82年が登場するまで最高の評価を受けていた70年からコスとモンローズをご用意しました。コスの名声を高めたプラッツ氏が始めて手がけたヴィンテージで現在の高評価の始まりでもあります。モンローズの個性にピッタリはまった出来になった70年、クラシックで甘みもあり大らかな香りに豊富なタンニン、全てがバランスよく完璧に調和しています。熟成した2級格付けでスーパーセカンドの奥深さをご堪能下さい。