regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 17:30 に抜栓します。

11 November 2024
23 Saturday

〜官能の世界にご招待〜

ネッビオーロと白トリュフ 至福の出会い


¥58,800 <消費税・サービス料別・白トリュフの前菜、主菜の2品付き付き>

2014 Barbaresco Asili Riserva (B.Giacosa)
2014 バルバレスコ・アジル・リゼルヴァ(ブルーノ・ジャコーザ)
2014 Barolo Falletto Vigna Le Rocche Riserva (B.Giacosa)
2014 バローロ・ファレット・ヴィーニャ・レ・ロッケ・リゼルヴァ(ブルーノ・ジャコーザ)
2001 Sori Tildin (Gaja)
2001 ソリ・ティルディン(ガヤ)
1998 Barolo La Serra (R.Voerzio)
1998 バローロ・ラ・セッラ(ロべルト・ヴォエルツィオ)
1989 Barolo Riserva Granbussia (A.Conterno)
1989 バローロ・リゼルヴァ・グランブッシア(アルド・コンテルノ)

世界に数多ある食材の中で最も高貴かつ希少なものと言えば白トリュフをおいて他にありません。ペリゴールの黒トリュフも丹波の松茸も、もちろん素晴らしいですが、その希少性と芳香は圧倒的ではないでしょうか?そして11月は白トリュフが最も香り高く輝きを増す時期。その貴重なタイミングに合わせて、このワインしか合わないという唯一無二のワイン、すなわちピエモンテ州のバローロとバルバレスコの偉大な生産者のワインを5種取り揃えたワイン会です。

最初は2018年に世界中のワインラヴァーから惜しまれつつ逝去した伝説的な造り手ブルーノ・ジャコーザのワインから。バローロとバルバレスコの両方で最高峰のワインを造り続け、最も早く単一畑の瓶詰めを行い、優美さを極めた知的な味わいで伝統派の代表と誰もが認める存在です。そして赤ラベルと呼ばれるリゼルヴァは、この造り手の真骨頂。バルバレスコの「アジル」とバローロの「ファレット・ヴィーニャ・レ・ロッケ」の夢の競演からスタートします。

続いてアンジェロ・ガヤが造る単一畑「ソリ・ティルディン」。バルバレスコの王と呼ばれるガヤの手法は、モダンにも伝統にも属さない独自のスタイル。ワインはバルバレスコらしいしなやかでシルキーな果実味と、赤いフルーツの香りが横溢する洗練されたものです。

続いてバローロ・ボーイズと呼ばれるモダン派最上の造り手、ロベルト・ヴォエルツィオの「ラ・セッラ」は、銘醸地ラ・モッラ村産。樽が強すぎずナチュラルで、高密植での低収量ゆえの凝縮した果実味、静謐で品格の高さを兼ね備えています。特にこの畑は砂質が混じるテロワールゆえ、エレガンスが際立ちます。

トリはアルド・コンテルノの偉大な「グラン・ブッシア」です。有名なジャコモ・コンテルノとは兄弟ですが、造りの方向性は違います。このキュヴェは、コロネッロ、チカラ、ロミラスコという3つの畑の古樹のブレンドで、良年のみ造られます。強烈な赤い薔薇の花束の芳香が広がり、球体を思わせるバランスで、最も美しいバローロと言っても過言ではないでしょう。

イタリアワイン好きには垂涎のワイン群、フランスワイン好きにとっても、華やかで美しく気高いイタリアワインの再発見、そして白トリュフの官能にも浸る一日です。どうぞ皆様のご参加をスタッフ一同お待ちしております。

11 November 2024
3 Sunday

~髭から生まれた白と鎧をまとった芳醇な赤~

【カール大帝のコルトンの丘!】


¥48,800 (税、サービス料別・料理無し)

2004 Corton Charlemagne (B.du.Martray)
2004 コルトン・シャルルマーニュ(ボノード・デュ・マルトレイ)
2009 Corton Cuvee du Bourdon (Ponsot)
2009 コルトン・キュヴェ・デュ・ブルトン(ポンソ)
2006 Corton Clos Rognet (Meo Camuzet)
2006 コルトン・クロ・ロニェ(メオ・カミュゼ)
1999 Corton Bressandes (J.Prieur)
1999 コルトン・ブレッサンド(ジャック・プリウール)
1986 Corton Clos du Roi (P.F.de Merode)
1986 コルトン・クロ・デュ・ロワ(プランス・フローラン・メロード)

コルトン丘は、他には無い赤ワインと白ワインが認められた特級畑で、生産量の殆どは赤ワインになります。ワインが大好きでこのコルトンの丘にブドウ畑を所有していたローマ皇帝のカール大帝は、ある時赤ワインで髭を濡らしていたのを馬鹿にされ、当時コルトンの丘では赤ワインしか造られておりませんでしたが、白ブドウの栽培しか許さなくなったと言われており、それ以降は白ワインしか飲まなくなったと言われています。これがコルトン・シャルルマーニュの誕生と言われています。

まずはコルトン・シャルルマーニュの王様と称されるボノー・ド・デュ・マルトレイ。200年以上も所有していましたが、2017年にカリフォルニアのカルトワイン、スクリーミング・イーグルに売却しました。その1年後には、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社に畑の1部を貸し出しました。2004年から始めたヴォオディナミで評価が一段と上がり、20年の熟成によりその真価を発揮しています。


ここからは、コルトン特級畑4つ。
最初はモレ・サン・ドニ村をお膝元にするポンソのグレートヴィンテージ2009年もの。この年初リリースのコルトン・ キュヴェ・デュ・ブルドンをご用意致しました。ポンソが買った葡萄で造るメゾンの特級畑、キュヴェの名前ブルトンとは、クマバチという意味です。泥灰土に石灰岩が混ざる土壌で、ミネラル感を含んだ美しい味わいです。

つぎは、アンリ・ジャイエ直系の弟子メオ・カミュゼのコルトン・クロ・ロニェ。アンリ・ジャイエは、メオ・カミュゼから40年以上畑を貸りワインを造っていましたが、1980年半ばに契約が切れ返却。そこでメオ・カミュゼは、アンリ・ジャイエのサポートを受け、自分でワインを造る事を決意しました。コルトン・クロ・ロニェの畑は、柔らかな石灰質の土壌で凝縮感のある果実味と複雑なアロマを感じる味わいです。

お次は、ワイン雑誌「レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス」で女性初のベスト・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いたナディーヌ・ギュブランが1997年に就任し、完全復活を遂げたジャック・プリウールのコルトン・ブレッサンド。石が多く含まれる粘土石灰質の土壌で、肉付きがよく、ボリューム感のある、濃厚なスパイシーさが特徴です。

最後は【幻のコルトン】です、と申しますのも2008年にプランス・フローラン・ド・メロードさんの死去に伴い、銘醸畑であったクロ・デュ・ロワ、ブレッサンド、ルナルドの3つの畑をドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社が30年の賃貸契約で借り受け、栽培・醸造にあたることになりました。ちなみに2009年が初ヴィンテージのDRCのコルトンは三つの銘醸畑の葡萄をブレンドしたものです。本日の1986年コルトン・クロ・デュ・ロワは綺麗な酸がありフィネスが感じられる味わい。

ブルゴーニュ・ラヴァーなら見逃せない、ぜひコルトンの丘のワインをご堪能ください。スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 17:30 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
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