regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 17:30 に抜栓します。

9 September 2024
22 Sunday

~スーパーセカンドから見える1級シャトーは?~

【隣の畑は青く見える!】


¥59,800 (税、サービス料別・料理無し)

2002 Chateau Rauzan Segla(Margaux)
2002 シャトー・ローザン・セグラ(マルゴー)
2002 Chateau Margaux(Margaux)
2002 シャトー・マルゴー(マルゴー)
1999 Chateau Cos d`Estournel(St.Estephe)
1999 シャトー・コス・デストゥルネル(サン・テステフ)
1999 Chateau Lafite Rothschild(Pauillac)
1999 シャトー・ラフィット・ロートシルト(ポイヤック)
1985 Chateau Leoville Las Cases(St.Julien)
1985 シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ(サン・ジュリアン)
1985 Chateau Latour(Pauillac)
1985 シャトー・ラトゥール(ポイヤック)

今回のワイン会は、隣り合う1級シャトーとスーパーセカンドのシャトーにフォーカスし、ボルドー・メドックワインの魅力を楽しんでいただきます。
まずは、2002年のマルゴー村、マルゴー、パルメに続く実力を誇る、マルゴー村の格付け第2級シャトー、細かい砂利が深く堆積した区画と石灰が混じった粘土質土壌からなるマルゴー村で最も歴史があり、1994年からオーナーがシャネルになり更にクオリティーが上昇のローザン・セグラと、最も高貴かつエレガントボルドーの宝石マルゴー、土壌は砂利だけにおいても白、灰、黄色、赤、黒といった豊富な色調があり味わいにハーモニーが生まれます、また2002年のマルゴーはメルロー種を使わない珍しい年です、5大シャトーの1つマルゴーとの隣り合うスーパーセカンドのシャトーとの飲み比べです。

続いて1999年、サン・テステフ村南端とポイヤック村北端です、コス・デストゥルネル"砂利の丘"を意味する 「コス」という丘の上で、5大シャトーのラフィット・ロートシルトを見下ろす絶好の立地にあるコス・デストゥルネルと、ポイヤックの中でも最も北、サン・テステフとの村境近くに位置するラフィットのシャトー。不屈の栄光を誇る5大シャトーの中でも筆頭と言われるラフィット・ロートシルト。ボトルに1999と彫ってあったり岡本太郎氏の太陽の塔の様な絵があるのは、1999年8月11日、ヨーロッパから西アジアにかけて今世紀最後の皆既日食がありました、その皆既日食を記念してのデザインされた特別ボトルです。

続く1985年は質、量共に申し分のないフランス全土でグレートヴィンテージ。サン・ジュリアン村北端とポイヤック村南端です、サン・ジュリアン村北端に位置し5大シャトーのラトゥールに隣接する恵まれた立地のシャトー、水分と栄養素の低いこの土壌では秀逸なブドウが結実、5大シャトーに迫るスーパーセカンドの中で筆頭と称される、レオヴィル・ラス・カーズと39年の熟成を経て変化を遂げ飲み頃を迎えた5大シャトーのラトゥール1985年。世界屈指のグランヴァンの風格をご堪能ください。

隣会うシャトー、1級シャトー、スーパーセカンドの違いは、いかに?
スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。

9 September 2024
15 Sunday

~シャンボール・ミュジニー村編~

極みの1級畑


¥48,800 (税、サービス料別・料理無し)

2011 Chambolle Musigny Les Hauts Doix(R.Groffier)
2011 シャンボール・ミュジニー・レ・オー・ドワ(ロベール・グロフィエ)
2011 Chambolle Musigny Les Amoureuses(La Pousse D'Or)
2011 シャンボール・ミュジニー・レ・ザムルーズ(ラ・プス・ドール)
2008 Chambolle Musigny Les Charmes (Ponsot)
2008 シャンボール・ミュジニー・レ・シャルム(ポンソ)
2008 Chambolle Musigny Les Cras(G.Roumier)
2008 シャンボール・ミュジニー・レ・クラ(ジョルジュ・ルーミエ)
2003 Chambolle Musigny Baudes(Serafin)
2003 シャンボール・ミュジニー・レ・ボード(セラファン)
1997 Chambolle Musigny La Combe d'Orveau (P.Minot)
1997 シャンボール・ミュジニー・ラ・コンブ・ドルヴォー(ペロ・ミノ)

今回のワイン会は、シャンボール・ミュジニー村の1級畑にフォーカスし、魅力あふれるシャンボールの世界を楽しんでいただきます。ブルゴーニュ・ラヴァーに最も人気の高い村でありながら、実際にはミュジニー側とボンヌ・マール側ではそのキャラクターが相反しているのが特徴です。一般的にイメージするのは赤系果実の香りが華やかで、ピュアでチャーミングなタイプのミュジニー側、対して黒系果実の香りがスパイシーで、複雑性と凝縮感のあるタイプのボンヌ・マール側。その個性の違いはグラン・クリュよりもプルミエ・クリュにはっきりと感じられます。

まずはバランスも良くなり飲み頃に入っている2011年のワインを2種類。「レ・オー・ドア」と「レ・ザムルーズ」というミュジニー側の隣り合う畑の飲み比べです。グロフィエはこの村を代表する生産者で、両方の畑の最大の所有者。2007年より孫のニコラが4代目を引き継いでいます。レ・オー・ドワはニコラ曰く斜面の向きや小石の影響でレ・ザムルーズより繊細との言。「レ・ザムルーズ」はグラン・クリュに最も近いと言われ、ミュジニーとほぼ同等の価格で取引されています。鋼鉄の拳と例えられるミュジニーよりも一般的なミュジニーらしさを、余す事なく体現しています。その芳しい香りはまさに“恋する乙女たち”の名の通り。ミュジニーより香り高く洗練され、柔らかく、チャーミングな魅力にあふれています。造り手はラ・プス・ドールで、元々ブルゴーニュ公とフランス王家が所有していた由緒あるドメーヌ。ジェラール・ポテルの急死後に現オーナーのパトリック・ランダンジェが購入。そして2008年にドメーヌ・モワンヌ・ユドロを手に入れ、ミュジニー、レ・ザムルーズ等を所有しています。その畑は最良の区画に位置し、年間800本の超希少なワインです


続いて2008年の最高峰ドメーヌの飲み比べ。ブルゴーニュ・ラヴァー垂涎のジョルジュ・ルーミエからは「レ・クラ」。ボンヌ・マールのテール・ブランシュと同じ斜面に位置しているので、繊細で豊かなミネラルがあるのが特徴です。対するポンソはモレ・サン・ドニ最上の造り手ですが、このワインはシャンボールらしさ満開の畑「レ・シャルム」です。この2つの畑は共に山裾にあり比較的冷涼なため、透明感のあるエレガンスを有します。さらに涼しいヴィンテージの2008年の個性も加味され、より一層華やかな仕上がり。

続く2003年は猛暑の年。100年間で誰も体験したことのない異形のヴィンテージからできたワインです。「レ・ボード」の畑はボンヌ・マールの真下に位置し、堅牢なタイプのワインができるため、シャンボールとモレ・サン・ドニの中間のような性格を持ちます。造り手のセラファンはジュブレ村の生産者。そしてトリは1997年「ラ・コンブ・ドルヴォー」です。この畑はグランクリュ、プルミエ・クリュ、村名格と3つに分かれている興味深い畑で、品格があり透明感に溢れる最上の1級畑です。ペロ・ミノが所有するのはプルミエ・クリュですが、ジャック・プリウールの斜面上部でヴォギュエと同じ標高というほぼグラン・クリュと言える区画。先々代の当主がグラン・クリュではなくプルミエ・クリュに申請してしまったとの事。4代目当主のクリストフは神様アンリ・ジャイエの薫陶を受け1993年にドメーヌを引き継ぎ、今やブルゴーニュきっての生産者となっています。

シャンボール・マニアならずとも、どなたにも体験していただきたいワインです。ワインは濃さだけではないと、はっきり言い切れるワインたち。スタッフ一同皆様のご参加をお待ちしています。

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 17:30 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
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