regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 17:30 に抜栓します。

8 August 2016
11 Thursday

偉大な三大畑、そのミクロクリマの違いは?

ルフレーヴの至宝“隣り合う3つの聖地”

コース料理別
定員10名様
6 glass set 70cc
¥29,800 消費税・サービス料別

2004 Puligny Montrachet Pucelles Leflaive
2004 ピュリニー・モンラッシェ・ピュセル (ルフレーヴ)
2002 Bienvenues Batard Montrachet Leflaive
2002 ビアンヴィニュ・バタール・モンラッシェ (ルフレーヴ)
2000 Batard Montrachet Leflaive
2000 バタール・モンラッシェ (ルフレーヴ)
1994 Puligny Montrachet Pucelles Leflaive
1994 ピュリニー・モンラッシェ・ピュセル (ルフレーヴ)
1993 Bienvenues Batard Montrachet Leflaive
1993 ビアンヴィニュ・バタール・モンラッシェ (ルフレーヴ)
1970 Puligny Montrachet Pucelles Leflaive
1970 ピュリニー・モンラッシェ・ピュセル (ルフレーヴ)

世界中のどこよりもシャルドネ種にとって優れたミクロクリマを持つピュリニー・モンラッシェ村、今回はブルゴーニュを代表する生産者ルフレーヴから、隣り合う3つの畑のミクロクリマの違いに迫っていきます。

3つの隣り合う畑とはバタール・モンラッシェ、ビアンヴィニュ・バタール・モンラッシェ、ピュセルです。

バタールはピュリニー村のグランクリュにおいて、最も肉厚で豊潤、凝縮感と重厚な果実味を感じさせ、その舌触りは官能的です。土壌は粘土、石灰ともに多く、それがこの畑の他の畑にはない個性を生み出しています。

そのバタールの下部に位置するビアンヴィニュ・バタールは、1939年までハッキリとした区別の無いままバタールに編入されていましたが、その風味は明確にバタールとは異なり、繊細で精緻、すぐれた気品を感じさせます。土壌は粘土が多く石灰が少ないのが特徴です。

ピュセルはバタールとビアンヴィニュ・バタールの北側に位置し、特徴としては表面に感じるやわらかさと底に秘めた鋼のようなミネラルがあり、少し塩味を感じさせます。そしてバタールに通じる豊潤さも併せ持ちます。この畑は粘土と石灰、小石が多い土壌構成です。この隣り合う3つの偉大な畑で、ブルゴーニュの不思議とも言えるミクロクリマの違いを体感してください。

生産年は、ビアンヴィニュは2つの優良年、2002年と熟成した1993年をご用意いたしました。2002年は最高の当たり年、1993年は現在熟成の頂点にあり、香り、味わい、余韻の長さ、品格と全てを兼ね備えています。バタールは温かい年の2000年、こちらも優良年で熟成により開花するクラシックスタイルとなりました。
ピュセルは難しい天候でしたが結果的に良いブドウが出来、美しさの際立つ2004年、生産者の力量が試される1994年、そして伝説のヴァンサン・ルフレーブが手がけ、46年が経過した熟成の終着点、今となっては本当に貴重な貴重なバックヴィンテージ1970年の3つをご用意しました。

2015年に当主だったアンヌ・クロード・ルフレーヴさんが亡くなり、ますます入手困難となったドメーヌ・ルフレーヴのワインを一同に楽しめる機会は滅多にありません!ぜひこの機会にルフレーヴの素晴らしいワインとともに、ピュリニー村のミクロクリマの違いと畑の持つ圧倒的な個性をお楽しみ下さい。

7 July 2016
17 Sunday

神に愛された村で探る格付けの違い

ヴォーヌロマネ格付けチェック!

コース料理別
定員10名様
6 glass set 70cc
¥34,800 消費税・サービス料別

2007 Vosne Romanee Hautes Maizieres (Robert Arnoux)
ヴォーヌロマネ オーマジエール ロベールアルヌー
2000 Vosne Romanee Chaumes (Robert Arnoux)
ヴォーヌロマネ ショーム ロベールアルヌー
1997 Romanee Saint Vivant (Robert Arnoux)
ロマネサンヴィヴァン ロベールアルヌー
1974 Vosne Romanee (Jean Gros)
ヴォーヌロマネ ジャングロ
1974 Vosne Romanee Clos des Reas (Jean Gros)
ヴォーヌロマネ クロドレア ジャングロ
1974 Richebourg (Jean Gros)
リシュブール ジャングロ

7月の銀座店ワイン会はブルゴーニュの中心、ヴォーヌロマネ村のワインで畑の格付けを知っていただくワイン会です。小道一本隔てただけで畑の格が変わってしまう厳密なブルゴーニュの格付けシステム、その違いをワインを実際に味わいながらお確かめ下さい♪

前半は今をときめく優良生産者ロベール・アルヌーから3種類の格付けをご用意しました。減農薬農法でピュアなブドウを育てる造り手ですので畑の格の違いも如実に感じられることでしょう。3種の畑は全てヴォーヌロマネ村の東よりで北側からオー・マジエール、サンヴィヴァン、ショームとなっています。村名格オー・マジエールは谷間に沈む平坦な北側、1級畑ショームは東に斜面を向ける南側、特級サンヴィヴァンは3つの中では高い標高で村の中央、それぞれの畑の個性を感じてください。

ちなみに2008年からロベール・アルヌーはドメーヌ名を改称してアルヌー・ラショーとなっています。今回のロマネ・サン・ヴィヴァンは同社のフラッグシップで0.4hlのみの所有でバックヴィンテージはレアアイテムです!

後半は熟成によって格付けの上下は正しいのか変化するのか?を体感していただきます。同一生産者、同一年1974年で3種類の格付けをご用意しました。生産者は今や幻といわれるグロ本家のジャン・グロ!です。60、70年代を代表する生産者のひとりジャン・グロはヴォーヌロマネ村のお手本といわれるワイン生産者でした。そんな造り手グロの村名格を基本にして1級畑クロ・ド・レアと特級畑リシュブールを比較で熟成による畑のポテンシャルを感じてください。クロ・ド・レアは東よりの東向きの傾斜の南側、リシュブールは西よりの東向きの傾斜の中央部です。熟成によって畑のヒエラルキーは変化するのか?一流生産者のワインで体感して下さい。

ちなみにジャン・グロのフラッグシップ、リシュブールは当時D.R.C.やヴォギュエなどと肩を並べて評価されていたほどの傑出したワインでした。残念ながら相続の関係で現在は分家に引き継がれてしまいました。それを知った当時のブルゴーニュラヴァーは涙を流して悲しんだといわれるほどのワインでした。

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  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 17:30 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
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