レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。
お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは
18:00
に抜栓します。
〜黒の貴公子の誕生に祝杯を〜
The Bollinger Revolution
定員10名様
2015 Bollinger Coteaux Champenois La Cote aux Enfants
M.V Bollinger PN VZ15
2012 Bollinger La Grande Année
2012 Bollinger La Grande Année Rosé
2002 Bollinger R.D
2009 Bollinger Vieilles Vignes Françaises
ボランジェの一貫したスタイルを支える重要な柱の一つ「ピノ・ノワール」。ボランジェはこの品種を主体としたワインで名声を築いてきました。このたび発売された≪PN VZ15≫は、2015年のヴェルズネ産ピノ・ノワールをベースに、その豊かなテロワールをマルチヴィンテージのシャンパーニュとしてシリーズ化するという斬新なコンセプトから生まれました。
新コレクション<PNコレクション>の記念すべき初エディションが≪PN VZ15≫です。
これまでボランジェがリリースしてきたピノ・ノワール100%のワインは、メゾン最高峰の稀少なプレステージシャンパーニュ「ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ」とミレジメの限定アイテムのみでした。
新たに<PNコレクション>がラインナップに加わり、より広くボランジェスタイルのピノ・ノワールをお楽しみいただけます。
今回のもう1つの黒の貴公子はやはりフランセーズ!アイ村にボランジェが所有する“ショード・テール” と“クロ・サン・ジャック” という小さな2つの区画で採れるピノ・ノワールだけを使用して造られる、ブラン・ド・ノワールでアメリカの台木を使わない奇跡的にフィロキレセラを逃れたボランジェの遺伝子を感じられる逸品です。
お食事もついてのこの企画、優雅なランチタイムをお楽しみください!
---コース料理----
オードヴル三種盛り合わせ+メインディッシュ+デザート
◆オードヴルは選りすぐりの旬の食材を使用、メインデッシュとデザートは選べるプリフィックススタイル。
◆パンと食後のお飲物がつきます。
~ジュヴレ・シャンベルタンの雄アルマン・ルソーVer.2016~
Armand Rousseau という絶対王者
定員14名様
2016 Gevrey Chambertin 1er Cru Les Cazetiers
2016 Gevrey Chambertin 1er Cru Lavaut Saint-Jacques
2016 Charmes Chambertin
2016 Mazis Chambertin
2016 Clos de La Roche
2016 Ruchottes Chambertin Clos des Ruchottes
2016 Gevrey Chambertin 1er Cru Clos Saint-Jaques
2016 Chambertin Clos de Beze
2016 Chambertin
今回は『Armand Rousseauという絶対王者』と題し2016年ヴィンテージのアルマン・ルソーのプルミエクリュ以上のアイテムを豪華にも一堂にお楽しみいただきます。2016年は4〜5月に気温が氷点下まで下がる日があり霜や雹の被害を大きく受け過去20年で最も収穫量の少ない年、と言われています。しかしながら6月半ばから天候が回復、結果出来上がったワインの本数こそ少ないものの品質は素晴らしいものとなりました。
アルマン・ルソーは言わずと知れたフランス・ブルゴーニュ地方を代表する生産者の一つとりわけジュブレ・シャンベルタン村のテロワールを表現するトップ・ドメーヌです。2010年ヴィンテージ以降収穫量の少ないヴィンテージが続き、それとは反比例する様に世界的の需要が増え、価格が高騰する一方のブルゴーニュのワイン達、その中でも随一の人気を誇るアルマン・ルソーを
贅沢にも同一ヴィンテージでお楽しみいただける貴重なチャンスです! 皆様もご参加心よりお待ちしております。
★Domaine Armand Rousseau★
18世紀初頭、心無いネゴシアンによって不正なブレンドが横行しており、商慣習上タブー視されていた元詰をアルマン・ルソー氏がダンジェルヴィル、グージュ、グリヴォらと組織を結成し1915年頃に実現。
ネゴシアンに樽で売るのをいち早く止めてブルゴーニュワインの品質向上に大きな貢献をした。
2代目のシャルル氏は、1959年当時には6haだった所有畑を14haまで拡大。
所有面積の半分以上の8haをグラン・クリュが占める。
シャルルはアルマン・ルソーの黄金時代を築きあげ伝説とまで言われていたが2016年の5月惜しまれながら93歳で亡くなった。現在はアルマンの孫に当たるエリックが切り盛りし、娘のシリエルも醸造に加わり正に盤石の布陣となっている。
ドメーヌ・アルマン・ルソーにとってワイン造りとは、「こちらがアペラシオンの特徴を表現するものではなく土壌の方から語りかけてくるものである」という。
その言葉を体現するかのように、土壌本来の力に任せるため20年前から肥料を使用していない。
数年前よりリュット・レゾネに切り替え農薬もボルドー液や硫黄など昔から伝わるものを選ぶ。
収量は毎年行なう摘芽と摘房で25?35hl/kaに抑える。新樽率は35%から、100%新樽のシャンベルタン、クロ・ド・ベーズクロ・サン・ジャックまで、格付にとらわれずワインの特徴によって使い分ける。
〜イタリアン・ラプソディー〜
情熱と冷静の間
定員12名様
2009 Toscana Rosso
(CaseBasse di Gianfranco Soldera)
2008 Brunello di Montalcino Riserva
(Poggio di Sotto)
1999 Palazzi Rosso di Toscana
(Tenuta di Torinoro)
1999 Messorio
( Le Macchiole)
1997 Baloro La Serra
( Roberto Voerzio)
1983 Barolo Cascina Francia Riserva
( Giacomo Conterno)
1978 Sori Tilden
(GAJA)
まずは「情熱カテゴリー」から。伝説のエノロゴ故ジュリオ・ガンベッリの手がけた2つのカンティーナからの幕開けです。
1本目からいきなり大トリレベルの、ソルデラのブルネッロが登場、昨年82歳で帰らぬ人となってしまった故人の残したボトルに託された世界観に多くの言葉は必要ないでしょう。中身はブルネッロ、されどその強いこだわりからのI.G.Tへの降格。この世界に彼の残したワインはあとどの位あるのでしょか・・。2本目もブルネッロの頂点の1つ、ポッチョ・ディ・ソット。2011年から経営が変わり新たな進化を遂げています。創始者ピエロ・パルムッチ晩年の作品は驚くほどのピュアで無垢な味わい。繊細可憐な味わいはピノ・ノワールだけの特権ではありません。
次は「間カテゴリー」スーパータスカンのフラッグシップを2銘柄、同一ヴィンテージで。テヌータ・デ・トリノーロはオーナーの家紋である白鳥が描かれたラベルが印象的です。パラッツィ当初からのコンセプトで目指す姿はボルドー右岸。1997のファーストヴィンテージからスタートし、1999までの3ヴィンテージだけをシュヴァル・ブランに習いメルローとカベルネ・フランの約半々で作っています。10年のブランクを経て今はメルロ100%で、よりリッチなスタイルになっています。レ・マッキオーレはトスカーナの海沿い、ボルゲリ地区に可能性を見出した若者が一世一代の夢をかけスタート。絶え間ない研鑽の結果、パレオ・ロッソ、メッソリオ、スクーリオという単一品種による3つの
キュヴェを確立。メッソリオはメルロー100%、濃く深くシームレスなテクスチャーはまさに圧巻です。「冷静カテゴリー」のスタートはバローロ革新派代表ヴォエルッツィオのラ・セッラ、バローロD.O.C.Gを名乗れる村の中で最も女性的と言われるラ・モッラ村の中の最高の畑です。他の革新派とは一線を画するバリックに頼らない恐ろしい程の低収量からくる究極の味わいは熱狂的なファンが絶えません。そして古典派代表のジャコモ・コンテルノからはカッシーナ・フランチャを。この畑のあるセッラルンガ・ダルバ村は長期熟成を前提としたクラッシックな味わいが特徴で、毎年作られる訳ではないことも希少価値が付く所以です。40年近くの熟成を経た真のバローロの姿やいかに。トリを飾るのは帝王ガヤ。ソリ・ティルディンはコスタルッシ、ソリ・サン・ロレンツォと並びガヤのバルバレスコ村の単一畑によるバルバレスコ3兄弟の1つです。(この当時は敢えて格下げしたランゲD.O.C表記です。)ソリ(理想的な南向きの斜面)ティルディン(創始者アンジェロの祖母のニックネーム)の畑は芳醇とフィネスを併せ持つ味わい。熟成したネッビオーロ種に求める妖艶さの答えよ、ここにあれ!という強い期待を抱きます。
イタリアワインという自由奔放、一筋縄ではいかないラプソディー(狂詩曲)をお楽しみください。