レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。
お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは
18:00
に抜栓します。
プランC <大正浪漫飛行>
定員13名様
1964 Chateau Lafite-Rothschild
1964 Chateau Latour
1959 Chateau Lynch Bages
1945 Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande
1928 Chateau Mouton Rothschild
1924 Chateau Latour
18?? Chateau Gruaud Larose
究極のプランCはボルドーです。一目見て、まさかの64年スタートに目を奪われるのでは!?この令和の時代において昭和から大正時代、明治を駆け抜ける浪曼飛行、雄大な時の流れを限りなく懐の深いボルドーの古酒で感じながら暮れゆく年に思いを馳せる癒しの時、シノワの年末ならではの豪華ワイン会です!! どうぞお見逃しなく!!
プランA <2016 D.R.C5種水平>
定員13名様
2016 Corton
2016 Romanee St Vivant
2016 Richebourg
2016 La Tache
2016 Romanee Conti
【29日・30日の両日開催致します。】
2003年VTから続くシノワ渋谷店の年末の風物詩とも言えるDRCの水平が2016年VTは残念ながら天候の影響で全銘柄を揃えることができませんでした。エシェゾー、グラン・エシェゾーは極少量本数をマグナムのみの瓶詰めとし、その後どのように販売して行くか(販売するのかすら)などは全く未定です。モンラッシェに関しては葡萄を持ち寄り7社の共同製作を数100本造るに止まり、D.R.Cとしてのモンラッシェは造られませんでした。
葡萄が農作物ということを思い知らされる変えることの出来ない歴史的な事実の中、夏から好転し、出来上がったワインは結果、素晴らしいものとなりました。天候という神々のいたずらに苦難と喜び、憤りや安堵、様々な想いを胸にヴィニュロンが託したこの5銘柄に対し多大な畏敬の念を持たずして、又飲まずして語ることができるでしょうか?暮れゆく2020年の瀬にグラスを傾けながら、この渦中に今は中々行くことのできない遥かブルゴーニュへの想いを馳せてみる、そんな時間を私達はご提案致します。
プランB <THE・LEGEND>
定員13名様
2009 Chambertin (A.Rousseau)
2006 La Tache (D.R.C)
1999 Echezeaux (E.Rouge)
1999 Echezeaux (D.R.C)
1999 Echezeaux (H.Jayer/G.Jayer畑)
1990 Musigny (Vogue)
1982 Romanee-Saint-Vivant (D.R.C)
1971 Le Richebourg (B.Grivelet)
究極のプランBはブルゴーニュです。年々曲線上に高沸するこの地域のワインにおいてここを逃せばもう飲む機会がないであろう、とてつもないラインナップになっております。「一生に一度飲めるか飲めないか」、更に言えばワインラヴァーを名乗るのであれば「飲むべき」シノワの年末ならではの豪華ワイン会です!!どうぞお見逃しなく!!
★荘厳なエチケットに見て取れるゴージャスかつ厳格、ルソーが王者であることを再認識する一本、シャンベルタン。
★99のエシェゾーの飲み比べでこれ以上のラインナップは皆無、アンリから正式に畑を受け継いだルジェの一本。表向きの引退後もメタヤージュで兄ジョルジュ所有の区画からアンリの名前で少量造っていた希少な一本。そしてD.R.C。
★ヴォギュエ三銃士就任後、最も偉大なヴィンテージの1つである90の女王ミュジニー。
★やや弱めのヴィンテージであるが故、まさに熟成のピークを迎えている82R.S.V。バラのブーケという比喩はこの ワインの為に有り。
★伝説かつ幻の生産者、グリヴレ。ネゴスと言えども良年のリシュヴールは圧巻の味わい。
8人によるアンサンブルの宴
シラー狂想曲
定員12名様
2009 Cote Rotie / P.Jasmin
2005 Cote Rotie Grandes Places / J.M.Gerin
2001 Cote du Rhone Syrah / Chateau de Fonsalette(Rayas)
1999 Hermitage / V.de Vienne
1999 Hermitage / J.L.Chave
1996 Cote Rotie La Turque / Guigal
1996 Cote Rotie La Landonne / Guigal
1996 Cote Rotie La Mouline / Guigal
スタートを切るのはクラシカルなコートロティを産む老舗のドメーヌを2種類。
ジャスマンはロベールから代替わりし、パトリックが不動のものとしました。ローヌ随一の「貴婦人」の異名を巧みなブレンドにより体現しています。ジェラン家はこの地で代々ワイン造りを行っており、グラン・プラスはフラッグシップで新樽100%のパワフルさとクールな表情の両側面を感じさせます。フォンサレットは鬼才と呼ばれた故ジャック・レイノーの遺志を甥のエマニュエルが1997年に本家ラヤスと共に引き継ぎました。シラー種が高貴な純血種であることを再認識させてくれるこれ以上ない一本です。ヴァン・ド・ヴィエンヌは1996年に新進気鋭の若手生産者「ローヌ三人衆」が興したドメーヌ兼ネゴスです。エルミタージュはソタナムと共にフラッグシップであり、強さが和らぎ飲み頃となっています。そしてエルミタージュと言えば、「魔術師」の異名を持つシャーヴでしょう。死ぬまでに一度は飲みたいワインの1つと言わしめるシャーヴのエルミタージュは畏敬の念を持って仰ぎ見られる丘の頂点に常に君臨します。
トリを飾るのは、「ローヌの帝王」、ギガルの三兄弟。年々値上がりし、ラヤスと並びローヌの超高級銘柄となっています。1996年のローヌの総評は平均的なヴィンテージですが、冷涼な夏と好天な収穫期が長期熟成型ワインを2020年現在において飲み頃に導いた年とも言えます。1966年からのラ・ムーリーヌは、凝縮感がありながら非常に繊細で上品。1978年からのラ・ランドンヌは濃厚でタンニンが豊富、ガッチリとしたストラクチャーを持つ堅固な造り。1985年からのラ・テュルクは特に希少性が高く、凝縮感たっぷりながら果実味も豊富でしなやかな造り、ヴィオニエ種を7%ブレンドする事で他の2つとはまた別の個性を備え、妖艶さが感じられます。
じっくりと腰を据え、シラーという個性的な品種に向き合う夜、8人のローヌの巨匠の奏でる狂想曲がきっと貴方にも聞こえてくるでしょう。
ご参加心よりお待ちしております。