レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。
お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは
18:00
に抜栓します。
~ゾロったゾロ目のグラン・クリュ~
バッカスの歓喜!ゼウスの涙!!
■2011 Grand Echezeaux (D.R.C)
■2000 Bonnes Mares(G.Roumier)
■1999 Clos de Vougeot (R.Engel)
■1988 Musigny (Vogue)
■1977 Richebourg (C.Noellat)
■1977 Romanee Saint Vivant (C.Molignier)
■1977 Charmes Chambertin (M.Truchot)
手始めというにはあまりにビッグ・フェイスの D.R.C からのスタートです。11は練れ始めた良い頃合いの一本です。
続いてはルーミエ、ボンヌ・マール、00はボルドーはグレート・ヴィンテージですがブルゴーニュは実はスモール・ヴィンテージ。酸味のエッジの効いた優美なボンヌ・マールをお楽しみください。続いてはルネ・アンジェルのクロ・ド・ヴジョ。99年はブルゴーニュの偉大なヴィンテージ。単に豊満なイメージでは無く、緻密なタンニンによる詰ま
った味わいは知的な印象さえ覚えます。今年の1月に04の同銘柄をワイン会にてお出ししましたが目を見張るほどの鮮やかさでした。続いて88のミュジニー、ヴォギュエです。不調と言われていた不遇の時代を乗り越え、丁度勢いつき始めた頃合い。
キング・オブ・ミュジニーの威厳を今回も見せてくれるでしょうか。
そしてここからは前述のルネ・アンジェルに続き、今は無き生産者を77という長期熟成ヴィンテージで3種。77は7月の長雨や8月の雷雨によりブルゴーニュのみならずフランス全土で振るわない年となりました。逆に上手く熟成していれば儚さを感じさせる記憶に刻まれる一本になることでしょう。シャルル・ノエラは80年代に消滅したジャイエと常に比較される伝説のドメーヌ。現存するシャルル・ノエラは商標だけ受け継がれた別物です。フラッグ・シップのリシュヴールで!
お次は今日(こんにち)のブルゴーニュのトップ・ドメーヌの一人、シルヴァン・カティアールの実父。
カティアール・モリニエを。トップスターの礎を造った代々受け継がれた伝統の味わいをお試しあれ。
最後は超絶レアなジャッキー・トルショーの前身ドメーヌ・モーフル・トルショで締めくくります。ジャッキー・トルショーが従兄弟のモーフル氏からその全技術を教わり彼のワインへと後々昇華させました。飲んだ経験がある方は教えて欲しい!というくらいな珍品です。2024年の夏を締めくくるに相応しい豪華なワイン会です。
皆様のご参加をスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
-ミネラルと旨味のせめぎ合い-
“Chardonnay” の夏・・!
■2018 Coteaux Champenois Blanc (De Sousa)
■2009 Meursault Les Luchets (Roulot)
■2009 Meursault (Arnaud Ente)
■2006 Meursault Goutte Dʼ Or(Comtes Lafon)
■1998 Batard Montrachet (Pierre Morey)
■1998 Batard Montrachet (Leflaive)
■1996 Corton Charlemagne (Domane Faiveley)
手始めにシャンパーニュの名門、「ド・スーザ」より、コトー・シャンプノワ・ブランを。アヴィズ村のシャルドネ100% でチョーキーで切れのある味わい。お次はルーロのムルソーを。今やムルソーのトップ生産者に君臨し、クリアーで引き締まった味わいと幾重にもなる旨味の層。今最高の飲み頃となっている09で!そして、お次はなんとあのアルノー・アントの登場です。
しかも同一ヴィンテージでルーロとの飲み比べ。92年にドメーヌを設立してからその人気は急速に上昇していますが、近年のそれはもうコシュ・デュリに次ぐレベル。弟のブノワ・アントも超優良生産者ですがやはり本家はこちらではないかと。
ヴィンテージは遡り、グラなヴィンテージでグラな畑を。「黄金の雫」と名付けられたこの畑は米初代大統領、トーマス・ジェファーソンが愛飲した畑としても有名です。腰の座ったラフォンの熟成グッド・ドールをお楽しみあれ。
ここからは特級畑を3種。ピエール・モレのバタール、フラッグシップ。ご存知ピエール・モレは88年から08年までの20年間にも及び、ルフレーヴの醸造長を勤めた、ルフレーヴの影の立役者です。
二足のわらじで自身の小さなドメーヌを経営。リッチでパワフルな「らしさ」が楽しめるバタール・モンラッシェです。
贅沢にも飲み比べはなんとルフレーヴのバタールです。シャルドネワイン会にこの生産者は外せません。
亡きアンヌ・クロードの作品は刻一刻とこの世から姿を消していきます。同一年、同一畑、同一醸造長、こんなに興味深い飲み比べはそうそうありません!そして最後はフェブレイのドメーヌラインの代表作であるコルトン・シャルルマーニュ。自社畑のロニェ、ルナルド、ル・コルトンに植わる僅かなシャルドネのキュヴェ。ヘーゼルナッツと蜂蜜の絡み合う深く長い余韻が期待できます。今年も昨年に続き、酷暑が予感されますが、鍛え上げられた切れ味抜群のミネラルをたっぷり含むシャルドネという品種だけに許されたテロワールの妙を、夏のシノワの風物詩としてご用意しました。皆様のご参加をお待ちしております。