regular tasting レアものから年代物まで、様々なワインを・・・

レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。 お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは 18:00 に抜栓します。

6 June 2023
28 Wednesday

澄み切った青空のように

我がシャルドネに一点の曇りなし

コース料理無し
¥78,800 消費税・サービス料別

2011 Chevalier Montrachet(E.Sauzet )

2009 Montrachet (L.Jadot )

2009 Corton Charlemagne ( M.Colin)

2004 Chevalier Montrachet(Leflaive )

2004 Bienvenues Batard Montrachet(Leflaive)

2001 Meursault ( C.Dury)

1997 Batard Montrachet ( Ramonet)

出だしからソゼのシュヴァリエを。ピュリニー・モンラッシェにおいて不動の地位を築いています。苦味すら伴うほどにミネラリーで強靭、シュヴァリエはやはり外交的なキャラクターではなく通の為のアペラシオンであることを再確認させられます。お次はルイ・ジャド、モンラッシェ。見事としか言いようのない風格すら感じさせるバランス感。
まろやかさとコクに思わず笑みが溢れるはず。続いてサン・トーバンの雄、マルク・コラン。
モンラッシェも極めて素晴らしいですが、コルトンの丘においてもその存在感は絶大です。コルトンらしく膨らみのある
グラマラスさと果実の旨味を噛みしめる事の出来る深い味わい。お手本のような逸品には頭が下がる思いです。
同じく飲み頃の04をルフレーヴで飲み比べしましょう。この生産者の特級畑を熟成したヴィンテージで飲み比べる程の幸せがどの位あるでしょうか。ミネラリーで高い品格、ピンと張った弓のような緊張感を伴うシュヴァリエ(騎士)と、ビアンヴニュ(ようこそ!)に体現される外交的でなめらかなテクスチャーが特徴の二大畑です。バタールの弟分的に見られがちですがフラワリーで、より華やかなキャラクターがビアンヴニュの特徴です。
そしてお次は村名ムルソー、生産者は、そう、コシュ・デュリです。近年ではその名を口に出すことさえはばかられる程の
高値が付けられ、ため息すら出てしまいます。今回のワイン会には何とか組み込めましたが、次は・・・。
01らしい熟成感とタイトさ、コシュ・デュリらしい品格が期待出来ます。
締めはラモネの最高潮を迎えているであろう特級畑、バタールの97を。プレモックスの影響が叫ばれているこの時代ですが当たればそれはもう最高の味わいでしょう。故新島襄氏がかつて人生の黄昏時に放った名言のように一流生産者達の胸中には迷いや曇りは一点もなく、それが今宵も私たちを魅了し続ける由縁なのではないでしょうか。

5 May 2023
30 Tuesday

Chambolle Musigny

シャンボールのファンタジスタ★Part6★

コース料理無し
¥128,000 消費税・サービス料別

2017 Chambolle Musigny Les Cras( G.Roumier)

2017 Chambolle Musigny Les Haut Doix( R.Groffier)

2003 Chambolle Musigny Les Fuees( J.F.Mugnier)

2002 Chambolle Musigny Clos de L’Orme( S.Cathiard)

1996 Chambolle Musigny Les Amourouses( A.Servelle)

1991 Chambolle Musigny La Combe d’Orveaux ( A&F Gros)

1982 Bonnes Mares(Vogue)

1982 Musigny(Vogue)

これ以上のキック・オフは無いでしょう、同一年のルーミエの一級畑クラとグロフィエの一級畑オー・ドワの飲み比べです。クラはボンヌ・マールから続く丘陵で南向きの斜面上部に位置し、ハリと生気に満ちた味わいにルーミエ節が響きます。
グロフィエのオー・ドワ。オー・ドワはアムルーズとシャルムに挟まれるように位置する畑で、クラやフュエとは違った面持ち。長女(アムルーズ)と三女(シャルム)の次女(オー・ドワ)的なテイストで品格の裏に見え隠れするチャーミングさが魅力です。実直で美しい果実味のグロフィエとの相性は抜群。そしてこれまた高騰が止まらない、ミュニエ。火のヴィンテージ2003からはボンヌマールと地続きの一級畑フュエ。ミネラル感に冨み、ある程度の熟成を必要とするこの畑の2003年は期待大です。お次はミュニエ同様、爆上がり系生産者の代表格カティアール。潔い白のエチケットがその味わいを体現しています。磨き上げられた「飲む宝石」にも例えられるキレのある味わいには五感が冴え渡る感覚を憶えます。こちらも近年値上がりがめざましい、アミヨ・セルヴェルのアムルーズ。実はフランス国内での消費が多く、日本にはわずかな量しか入りません。派手さはむしろ売りではなくジワリとくる優しい旨味と甘みが最大の特徴です。
お次はなかなかどうしてレアな一本。ドメーヌ名はアンヌ・エ・フランソワ・グロ。かのグロ一族の系譜で、ジャン・グロの兄弟であるフランソワ・グロが、その一人娘であるアンヌ・グロにドメーヌを完全に引き継ぐわずか7年の間(1988〜
1995)に掲げ、父娘の二人三脚で運営していたドメーヌです。VRとの境に位置し、アンヌと言えば、くらいの代表的な畑と言える昆布泥棒、もといコンブ・ドルヴォー。この時代のエチケットを知っている方の方が少ないのでは無いでしょうか。
そして最後はまあどうやっても外せません、コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエです。ミュジニーの絶対王者のフラッグ・シップを同一ヴィンテージによる飲み比べ、この世の最たる幸せの1つでは無いでしょうか。
シャンボールのファンタジスタ達による魔の?誘惑に心のネットが揺れることは間違いなし!ご参加をお待ちしております。

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regular tasting
  • お1人様より承っております。
  • キャンセルは、開催日の3日前までにお願いいたします。
  • 当日、ワインのコンディションよっては同等クラスのものと交換させていただく場合もございます。予めご了承ください。
  • ワインは 18:00 に抜栓します。
  • 表示金額は税込表記になっております。
    10%のサービス料を頂戴いたします。
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