レアものから年代ものまで、毎回様々なテーマを絞り込みセレクトしたシノワワイン会のご案内です。
お好きなお時間にご来店していただき、それぞれのテーブルでご自由にお楽しみください。
但しワインは
18:00
に抜栓します。
~漆黒と純白のシャンパーニュ~
『シャンパーニュの交わらないふたつの純粋』
定員12名様
NV Egly Ourit Blanc de Noirs (2014 Degorgement)
エグリ・ウーリエ・ブラン・ド・ノワール(2014年デゴルジュマン)
2009 Agrapart Vénus Brut Nature Blanc de Blancs
アグラパール・ヴェニュス・ブリュット・ナチュール・ブラン・ド・ブラン
2000 Jacquesson Dizy Le Clos
ジャクソン・ディジー・ル・クロ
1995 Charles Heidsieck Blanc des Millenaires
シャルル・エドシック・ブラン・デ・ミネレール
2005 Bollinger Vieilles Vignes Francaises
ボランジェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ
2002 Krug Clos du Mesnil
クリュッグ・クロ・デュ・メニル
初戦は実力派メゾン対決!!レコルタン・マニピュランのスター生産者『エグリ・ウーリエ』VS自然派の元祖『アグラパール』のフラッグシップワインの対決です。エグリ・ウーリエの『ブラン・ド・ノワール』はアンボネイのピノ・ノワールを駆使し『ブラン・ド・ノワール』の中でも最高峰とも呼び声高いシャンパーニュです。対するのはエグリと同じ三ツ星メゾンでもある『アグラパール』の『ヴェニュス・ブリュット・ナチュール・ブラン・ド・ブラン』を…数あるブラン・ド・ブランなかでも、特に純度が高くこの上ない透明感を感じさせる清流のせせらぎのような真夏に飲みたくなるシャンパーニュです。
第2戦は伝統派老舗メゾン対決!!1798年創立の大物メゾン『ジャクソン』!!今回は市場にほぼ出回らない『ル・クロ』!!年間約1000本しか造られないレアなハウスシャンパーニュは自宅近くの極小畑からとれたピノ・ムニエを使いブラン・ド・ノワールでも『ピノ・ムニエ』を使った珍しいキュヴェであり、ジャクソンのHPにも載ってない非公式な公式シャンパーニュの謎に触れてみては?対するは前社に負けず劣らずの老舗1851年創立の『シャルル・エドシック』を!!日本ではまだまだマイナーなメゾンの『シャルル・エドシック』ですが、当時まだ市場シェアの低いアメリカの地に単身乗り込みアメリカに『シャンパーニュ』を根付かせた偉大なメゾンです。今回の『ブラン・デ・ミネレール』は1000年前(ミネレール)の地下採石場で15年瓶熟成保存され旨味のピークにリリースされるキュヴェでブラン・ド・ブランの中にあって芳醇で主張の強い個性のあるシャンパーニュに仕上がっています。
最終対決は究極のクロ対シロを…黒からは『ボランジェ』の最高キュヴェ『ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ』を…至高のブラン・ド・ノワールとして君臨するこのシャンパーニュですが、今なおこの畑は縮小しており近い将来、本当に極々少量しか生産できなくなるレア中のレアシャンパーニュであり、2005年は3702本しか生産していない希少なヴィンテージです。そして最後はブラン・ド・ブランのクィーン!!クリュッグの『クロ・デュ・メニル』を…ブラン・ド・ブランを形容する『高貴』『純白』『透明感』などの最高の表現を体現するのがこのシャンパーニュです。この高潔で気品漂う最高のブラン・ド・ブランで締めくくって下さい。
※本ワイン会の一般オーダー(ご予約)開始日は8月10日(水)からです。
~彼方へ旅立ったヴィニュロン達の軌跡~
『Hommage』
定員12名様
2009 Grand Cru Ay Brut (Gatinois)
グラン・クリュ・アイ・ブリュト(ガティノワ)
2009 Chambertin (Armand Rousseau)
シャンベルタン(アルマン・ルソー)
2009 Chateauneuf du Pape Reserve des Celestins (Henri Bonneau)
シャトー・ヌフ・デュ・パプ・レゼルブ・デ・セレスティン(アンリ・ボノー)
1985 V.d.P d'Herault (Mas de Daumas Gassac)
ヴァン・ド・ペイ・ド・レロー(マス・ド・ドマ・ガサック)
1978 Chateau Margaux (Margaux)
シャトー・マルゴー(マルゴー)
1978 Le Montrachet (Louis Latour)
ル・モンラッシェ(ルイ・ラトゥール)
1998 Gewurztraminer Sélection de Grains Nobles (Hugel)
ゲヴェルツトラミナー・セレクション・ドゥ・グラン・ノーブル(ヒューゲル)
8月28日で渋谷店は18周年を迎えます、そこで日頃のご愛顧に感謝をいたしまして8月ワイン会は、今年鬼籍に入ったワイン界の偉人を偲んでお届けする、スペシャル・ワイン会を開催する事に決定いたしましたので、会員の皆様へご案内させていただきます。
今年に入ってから多くの偉大なヴィニュロン達が惜しまれつつこの世を去って行きました。
そこで8月と言えば『お盆』、日本に古来からあるこのお盆になぞらえ、その供養も兼ね、今年この世を去ったヴィニュロン達が残していったワインの数々を飲み、かつ語り合おうというワイン会が決定いたしました。
ワインのラインナップは、偉大なヴィニュロン達を偲ぶに相応しい、豪華なものをご用意しております。
最初のオマージュはシャンパーニュ地方ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区アイ村のメゾン、ガティノワです。
2016年の年明けを祝ったばかりの1月14日、当主であるピエール・シュヴァル氏が他界しました。昨年シャンパーニュの地をユネスコの世界遺産に登録するべくリーダーとして尽力したシュヴァル氏が生み出すトップ・キュヴェ、アイ・ブリュットの2009年ヴィンテージからオマージュの旅がスタートいたします。
2本目は5月に他界したブルゴーニュの巨人であり、ドメーヌという地位の立役者シャルル・ルソー氏の手がけたトップ・キュヴェのシャンベルタンです。しかも2009年という超優良年!まさに偉大な作品、渾身の出来ばえです。シャルル・ルソー氏へのオマージュはこの本当に貴重で雄大なワインしかありません。
3本目は南フランス・シャトー・ヌフ・デュ・パプの伝説的生産者であるアンリ・ボノーの当主、アンリ・ボノー氏のオマージュです。
12代続く栽培家の家系に生まれ1956年からワイン造りをスタート。その天才的な感性によって生み出されるワインは、他のものとは一線を画します。今回は最上級キュヴェ、セレスティンの2009年ヴィンテージをご用意いたします。
4本目も伝説的生産者へのオマージュ、南仏ラングドックのマス・ド・ドマ・ ガサックの創設者エメ・ギベール氏へ。安ワイン全盛だったラングドックでも高級・高品質なワインができる事を証明した真のカリスマ。今回は1985年の超優良年、30年が経過し熟成の頂点にあるワインをご用意しました。このワインを飲まずしてラングドックを語るなかれ。この地で造られた奇跡とも言えるその真価をお楽しみください。
5本目はボルドーから、5大シャトーの一角シャトー・マルゴーを低迷期から脱却させた総支配人のポール・ポンタリエ氏へのオマージュ。評価も品質も低迷していたシャトー・マルゴーを瞬く間に向上させ、1990年や2000年にはパーカー・ポイント100点に輝くなど、名実共にシャトーの顔的存在だったポンタリエ氏。癌との闘病の末59歳という若さでこの世を去りました。今回ご用意した1978年は、メンツェロブロス体制で生産された最初のヴインテージ。苦悩の70年代の中にあって燦然と輝くこのヴィンテージで、ポンタリエ氏の素晴らしい功績を偲び、追悼いたしましょう。
6本目は1797年創業のブルゴーニュの超名門ネゴシアン、ルイ・ラトゥールを40年間率いた10代目のルイ・ラトゥール氏へのオマージュ。ルイ・ラトゥールといえば偉大な白ワインに定評のある生産者。その中にあって燦然と輝く世界最高のテロワールから生み出される白ワイン『ル・モンラッシェ』を。今回は格別な1978年ヴィンテージをご用意いたします。永遠に続く余韻に満たされながら、偉大なワインのもたらす喜びを堪能してください。
最後はアルザスを代表する生産者ヒューゲル社の12代目当主エティエンヌ・ヒューゲル氏へのオマージュ。当時安酒の代名詞だったアルザスワインの真髄を広めるべく世界中を駆け回り、成し遂げた功績はアルザスワインにとって偉大そのもの。今回はゲヴェルツトラミネール種の貴腐葡萄を粒よりで選果し、丹念に造り上げたセレクション・グラン・ノーブルを酌み交わしながら、亡きヴィニュロン達の功績に想いを馳せ、その余韻をお楽しみいただきます。
※本ワイン会の一般オーダー(ご予約)開始日は7月30日(土)からです。
〜黄金時代を築いた男へ捧げる歴史の1ページ〜
『追悼、シャルル・ルソー』
定員13名様
2011 Gevrey Chambertin
ジュヴレ・シャンベルタン
2011 Gevrey Chambertin 1er Cru Les Cazetiers
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・レ・カズティエ
2011 Gevrey Chambertin 1er Cru Lavaut Saint-Jacques
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャック
2011 Gevrey Chambertin 1er Cru Clos Saint-Jaques
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ・クロ・サン・ジャック
2011 Charmes Chambertin
シャルム・シャンベルタン
2011 Mazis Chambertin
マジ・シャンベルタン
2011 Clos de La Roche
クロ・ド・ラ・ロッシュ
2011 Ruchottes Chambertin Clos des Ruchottes
リュショット・シャンベルタン・クロ・デ・リュショット
2011 Chambertin Clos de Beze
シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ
2011 Chambertin
シャンベルタン
そのニュースは5月の中旬に流れました…
フランス・ブルゴーニュ地方・ジュヴレ・シャンベルタン村を代表する生産者ドメーヌ・アルマン・ルソーのシャルル・ルソー氏が他界したというニュースです。
今やDRCを始めとする超一流ドメーヌと並び、アルマン・ルソーのワインを手にすることは至難の技、しかしながら今日の輝かしいドメーヌの姿は最初からではありませんでした。
1970年代まではフランスの片田舎のいちヴィニュロンでしかなく、今の様に誰もがもてはやす存在ではなかった。
そんな時代背景の中シャルル・ルソーは大手ネゴシアンに葡萄を売るのでは無く、自分たちで高品質のワインを生産し、自らワインを持参し世界各地に売り込み販路拡大に努めたのです。
その努力の成果こそが世界中で認められる超一流ドメーヌという称号です。
今日のブルゴーニュ・ワインの礎を築いたシャルル・ルソー氏を追悼して、シノワの貴重なコレクション
から2011年ヴィンテージのドメーヌ・アルマン・ルソー全10アイテムを並べての水平ワイン会を開催いたします。
近年のアルマン・ルソーのワインは全アイテムを並べて体験出来るのはまたと無い機会です。
※本ワイン会の一般オーダー(ご予約)開始日は7月11日(月)からです。
※お食事は含まれておりません。
~俯瞰してみると見えるシャンパーニュの本質~
ラグジュアリー・シャンパーニュ
定員12名様
2002 Rare Vintage (Piper Heidsieck)
レア・ヴィンテージ(パイパー・エドシック)
1999 Fût de Chêne (Henri Giraud)
フュ・ド・シェーヌ(アンリ・ジロー)
1999 Belle Epoque Blanc de Blancs (Perier Jouet)
ベル・エポック・ブラン・ド・ブラン(ペリエ・ジュエ)
1999 Blanc de Blancs (Salon)
ブラン・ド・ブラン(サロン)
1996 Louis XV (de Venoge)
ルイ・キャンズ (ドゥ・ヴノージュ)
1993 Dom Perignon Reserve de L'Abbaye (Moët & Chandon)
ドン・ペリニヨン・レゼルヴ・ド・ラベイ(モエ・エ・シャンドン)
1本目はマリー・アントワネットの献上品にもなったパイパー・エドシックの『レア・ヴィンテージ』を…永い歴史のメゾンからは考えられない8ヴィンテージのみ限定生産のシャンパーニュをご堪能ください。お次は1999年ヴィンテージシャンパーニュを平行テイスティング!!まずは日本でトップシャンパーニュメゾンにもなっているアンリ・ジローの『フュ・ド・シェーヌ』現在はマルチヴィンテージとしてリリースしており、今やヴィンテージ仕様である、このアイテムは市場からどんどん姿を消しています。お次はエッチング・ラベルの元祖『ペリエ・ジュエ』の最高キュヴェでもある『ベル・エポック・ブラン・ド・ブラン』をご用意しました。アネモネの美しい装飾ボトルから注がれる純粋なブラン・ド・ブランはゴージャスな世界に引き込まれること間違いなしです。99ヴィンテージラストはブラン・ド・ブランの代名詞『サロン』の登場です。繊細なはずのブラン・ド・ブランが重厚で荒々しくもある。『静と動』の混同する複雑で唯一無二のシャンパーニュです。5本目はデキャンタ型ボトルで有名なドゥ・ヴノージュの『ルイ・キャンズ』をシャンパーニュの流通と発展に貢献したルイ15世のオマージュボトルであり。シャンパーニュに出会えた軌跡に感謝の意を感じながら楽しみたい一杯です。
最後は『ラグジュアリー・シャンパーニュ』の具現化!!ドン・ペリニヨン幻のキュヴェ『レゼルヴ・ド・ラベイ』ゴールド・ドンペリともいわれるこのシャンパーニュは高級品であるシャンパーニュの最高峰に位置し、なかなか口にできない高級シャンパーニュの代表格でもあります。近年シャンパーニュメゾンはレコルタン・マニュピュランの台頭から『個性』を重要視する傾向がありシャンパーニュの本質とは何か?と考えさせられる事があります。今改めて味わう『品質』確かで、ゴージャスなシャンパーニュの世界に目を向けてみては?
※本ワイン会の一般オーダー開始日は2016年7月4日(月)です。